読み物 Blog

2021/04/14 12:00

こんにちは、しまちゃんです!

今は、二十四節気「清明」の中の「鴻雁北」
(こうがんかえる)という次候とのことです。
(4/10-4/14)


漠然と二十四節気のことは知っていて、立春とか啓蟄とか
意識してはいたんですが、あまり明確には知らず、先日

桜始開(さくらはじめてひらく)

という七十二候のことばを知って、「なんだか素敵!」と
思ったので調べてみました。


古代中国で考案された二十四節気を暦に取り入れ、
季節の指標にした春分や冬至などの「24節季」を
さらに約5日おきに分けて、気象の動きや動植物の
変化を知らせるのが七十二候(しちじゅうにこう)
とのこと。


・霞始靆(かすみはじめてたなびく)2月23日頃
・桃始笑(ももはじめてさく)3月10日頃
・虹始見(にじはじめてあらわる)4月15日頃

季節の移り変わりをこんな短文でバラエティ豊かに
しかも目に見えるようなカラフルさで表すことが
できるって・・・(驚)


昔の人は、ひとの育ちにも、お七夜だとか七五三とか
こまやかな通過儀礼を設けていたんですよね。

コロナのことでも思いますが、つくづく人は急激な
変化が苦手なのかなと感じます。

だからこそ、日々のこどもの成長や
小さな季節の積み重ねを大事に、鳥や虫、花の様子を見守りながら
身近な人と一緒に少しずつの変化を楽しんできたのかもですね。


先日、スタッフ同士のLINEで、
すごくきれいなハナミズキ画像が送られてきて、
あ、季節って変わったんだなと気づきました。


少しずつ日が長くなり。
光がまぶしくなり。
新しい環境にも慣れてきて。


ふと気づいたら、周りの景色の見え方が
だいぶ変わっていることに気づきます。

ずっと続く、変わらないと思っていたものを
通り越してしまい

「あれ?」

と戸惑う、ということも。
まだまだ走っている最中なのに。


それが正しいのか、少しずつの変化を経ると、
「見え方が変わる」ということがあるのは事実ではあります。


「目からうろこ」とか、そういった言葉もありますが
「薄皮がむける」のほうがより落ち着いて見えるような。


ものごとは、焦らず丁寧に見つめていけるといいな、
誰かと共有しながらだともっといいかなと感じました。


日々を楽しむコツのひとつとして、季節のことばを
楽しんでみようと思います♪


参照「日々是活き生き ― 暮らし歳時記」
http://www.i-nekko.jp/meguritokoyomi/shichijyuunikou/